紫外線による日焼けは肌に深刻なダメージを残します
バーベキューは、屋外で行われることがほとんどです。
つまり、紫外線のダメージを肌に受けてしまいます。
後で後悔しないように、日焼け対策は必ずしておくようにしましょう。
日焼けしやすい場所とは?
バーベキューやアウトドアのイベントは、川や海の近くで行われることがあります。
水辺の近くだと、水面に反射した太陽の光も跳ね返ってきます。
よって、直接の太陽光に加え、反射した太陽光の両方の攻撃を受けてしまいます。
川や海、湖などでのバーベキューをするときは、いつもより念入りに日焼け対策をしておくといいでしょう。
事前の日焼け対策
日焼け対策は、当日に日焼け止めを塗るだけでは効果が薄くなってしまいます。
毎日の食事で体に取り入れるものにも注意が必要です。
日焼け予防に効果のある食べ物を紹介していきます。
日焼け予防に効果的な食べ物
- 野菜・・・ピーマン、赤ピーマン、トマト
- 肉・・・豚や牛のレバー
- 魚・・・鮭、イクラ
- フルーツ・・・ユズ、ザクロ、ベリー
- 大豆
- はちみつ
これらの食物には、日焼け予防に効果的な成分を含んでいます。
- 抗酸化作用が高く、活性酸素を除去してくれる
- メラニンの生成を抑制してくれる
- メラニンの排出をサポートしてくれる
このような効果が期待できるので、上記の食べ物を普段の食事に取り入れると良いでしょう。
また、アウトドアやバーベキュー向けの飲む日焼け止めサプリなども併用するとより効果が期待できます。
当日の日焼け対策
バーベキューやアウトドアイベントに参加した場合、
当日に行うべき日焼け対策は、2つあります。
- なるべく肌の露出をしない
- 日焼け止めを塗る
肌の露出をしない
当たり前のことですが、紫外線に直接さらされていると、肌へのダメージが大きいです。
暖かい季節でも、できるだけ長袖の服装にすることをオススメします。
暑いかもしれませんが、薄手のものでもいいので、肌の露出はしないようにしましょう。
また、帽子も併用するとより効果的です。
日傘は他の参加者の邪魔になる可能性があるので、オススメしません。
日焼け止めを塗る
日焼け止めとは、肌の上に薄いバリアを張ってくれるものです。
とは言っても、間違った日焼け止めの選び方をしていると、効果が半減してしまいます。
日焼け止めの選び方
日焼け止めの容器には必ず、このような表記があります。
- SPF
- PA
SPFとは
UVBという紫外線に対して効果を発揮するもの。
SPFの横についている数値が大きいほど、UVBという紫外線カットの効果が高くなります。
SPF30もあれば、90%の紫外線をカットすることが可能です。
PAとは
UVAという紫外線に対して効果を発揮するもの。
PAの横についている+の数が多いほど、UVA防止効果が高いということになります。
UVAとUVBの違いは?
紫外線は季節によって、種類が変わってくることをご存知でしょうか?
つまり、季節によって、使う日焼け止めの種類も変わってくるということです。
UVAの量が多い時期
5月が最大となる。1月が最小となります。
※ただし冬でも5月の半分程度の紫外線量のため、UVAの対策は必須。
UVBの量が多い時期
夏本番の6月〜8月の間、最大量となります。
春、秋は半分程度、冬は夏の20%程度となります。
このように、紫外線は1年間の中で種類と量が変動します。
季節によって、日焼け止めを使い分けるのが良いでしょう。
日焼け止めはこまめに塗らないとダメ
特に夏場は、汗をかいて日焼け止めがはがれ落ちてしまうため、
3〜4時間ごとに塗り直すようにしましょう。
紫外線を浴びた後のアフターケア
肌の露出をなくしたり、日焼け止めを塗っていても少なからず紫外線は浴びてしまいます。
症状別にアフターケアをしていきましょう。
サンバーンのような一時的な炎症
紫外線を浴びると肌が赤くなる状態です。
特に肌の弱い人はこの症状を経験したことのある人が多いでしょう。
有効なのは、酸化亜鉛のような粉末や、抗炎症剤の配合されたカラミンローションや水性ジェルです。
ひどい場合は、水ぶくれになってかなり痛みを伴います。
セルフケアでは心配な場合は、皮膚科を受診しましょう。
水分の減少した皮膚
とにかく保湿をしてください。
保湿効果の高いローションや乳液を使用しましょう。
日焼けによる色素沈着
紫外線を浴びると、肌のシミの原因となるメラニン色素の生成が行われます。
このメラニン色素が沈着してしまうと、シミやソバカスができてしまいます。
日々のスキンケアに美白成分を含んだ化粧水やクリームを取り入れると良いでしょう。
最高の日焼け対策は?
これまでの話をまとめます。
- 日焼け予防に効果のある食べ物やサプリを普段から摂取する。
- 季節や場所に応じて、服装や日焼け止めを変える。
- アフターケアは症状や肌質に合わせてケアする。
日焼けをすると、老けて見えたり、皮膚ガンの原因になることもあります。
後で後悔しないように、日焼けのダメージを未然に防ぎましょう。